「天国はまだ遠く」特集

仕事も恋もうまくいかないし、ひとりでがんばるのにも疲れた。
OLの千鶴は、都会生活から逃げるように、小さな町を訪れる。人生に迷う彼女をゆっくり休息させて、たっぷり栄養を与えるのは、山奥で静かに暮らす青年、田村。出会うはずのなかった2人が出会い、互いの止めていた時計がゆっくりと動きだしていく。寄り添っていたいのに、その気持ちを口にできないふたり・・・。『天国はまだ遠く』は、せつなくも温かい大人の恋愛ファンタジーだ。
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映画「天国はまだ遠く」予告編
2008年11月14日配信開始
- 内容:
- 【2008年11月8日(土)から全国一斉公開】
夜の宮津駅に降り立った千鶴。「知らない場所でさよならするのだ」
街灯もなく闇に包まれた森を抜け、タクシーは山奥に建つ「絶景の宿 民宿たむら」に止まる。戸惑う千鶴を迎えたのは、ひとり静かに自給自足生活を送る宿の主人・田村だった。他に客はいない。千鶴は決意したように、大量の錠剤を飲み込み、深い眠りに落ちていった。しかし、朝日と魚が焼ける匂いが、千鶴を目覚めさせる。体は異常なし。光り輝く海、森を吹き抜ける風、木漏れ日、自然の恵みを生かした田村の料理・・・。それらは、千鶴にとって、すべて新鮮だった。そして何気ない田村のやさしさに千鶴の砕かれた心は徐々に回復していく。
殻に閉じこもりストイックに日々を送っている田村にも、大きな秘密があった。しかも、千鶴という突然の訪問客が、田村の心を乱していく・・・。
- ¥0


原作は人気作家の瀬尾まいこの小説『天国はまだ遠く』(新潮社)。『夜のピクニック』『青空のゆくえ』など、青春映画で定評のある長澤雅彦監督が共同で脚本を執筆、映画化した。
撮影は日本三景のひとつ、天橋立で知られる京都府宮津市で、地域のみなさんの全面協力のもと行われた。赤く色づく山と淡い光に包まれる日本海、劇中にも出てくる宮津ならではの蕎麦や食卓の料理は、もうひとつの主役でもある。エンディングテーマは、『バッテリー』や『金八先生』挿入歌などで知られる、若手実力派の熊木杏里が歌う「こと」。また、透明感ある挿入曲は、「のだめカンタービレ」や『神童』などでピアノを担当したクラシック界の貴公子・清塚信也が演奏しているのは注目だ。
※天橋立(あまのはしだて)・・「股のぞき」といって股の間から逆さに景色を眺めると、まるで天に舞う白い架け橋のようにみえることから、その名がついたと言われている
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新潮文庫 DSセレクション
天国はまだ遠く
2008年11月14日発売
- 著者:
- 瀬尾まいこ
- 発売元:
- 新潮文庫DSセレクション
- 内容:
- 仕事も人間関係もうまくいかず、毎日辛くて息が詰りそう。23歳の千鶴は、会社を辞めて死ぬつもりだった。辿り着いた山奥の民宿で、睡眠薬を飲むのだが、死に切れなかった。自殺を諦めた彼女は、民宿の田村さんの大雑把な優しさに癒されていく。大らかな村人や大自然に囲まれた充足した日々。だが、千鶴は気づいてしまう、自分の居場所がここにないことに。心にしみる清爽な旅立ちの物語。
- ¥368




